今回は2-1-2法(2-1-2システム、ニューヨークシステム)というベッティングを解説していくよ。
2-1-2法とは?(2-1-2システム、ニューヨークシステム) 方法やメリット・デメリット
ニューヨークの市外局番の2-1-2からつけられたこのベッティングは至ってシンプルなんだよ。ちょ~簡単だよ。
2単位→1単位→2単位でベットするだけなんだよ。
配当倍率が2倍のバカラやルーレットのイーブン、BJなんかで主に使われることが多いよ。
パターンとしては以下の8通りだね。
212法検証 | |||||
回数 | 1 | 2 | 3 | ||
パターン/ユニット | ¥200 | ¥100 | ¥200 | 収支 | |
1 | 勝ち | 勝ち | 勝ち | ¥500 | 勝ち |
2 | 勝ち | 勝ち | 負け | ¥100 | 勝ち |
3 | 勝ち | 負け | 勝ち | ¥300 | 勝ち |
4 | 負け | 勝ち | 勝ち | ¥100 | 勝ち |
5 | 勝ち | 負け | 負け | -¥100 | 負け |
6 | 負け | 負け | 負け | -¥500 | 負け |
7 | 負け | 負け | 勝ち | -¥100 | 負け |
8 | 負け | 勝ち | 負け | -¥300 | 負け |
¥0 |
メリット
デメリット
現実的な考察
さて実際に実践で使えるか考察してみるよ。
上記のパターンを見てもらればわかると思うんだけど、大勝ちもなければ大負けもなくだらだら長く遊べるようなベッティングであることは間違いないよね。
3回中2回勝てれば勝ち、2回負ければ負けというものね。
確かに長期的には遊べそうですが・・・勝ちを求めにいくユーザーとしてはあんまり使えないんじゃないですか?
そうだね、遊ぶにはいいけど勝ち続けられるかで言えば微妙なところよね。
結局勝つ負けるが1/2だから純粋な勝率が50%だとしてもプラスにもマイナスにもならないし、ルーレットの赤黒とかであればそっちの還元率に負けることになるから殆どフラットベットと一緒なんだよね。
では少しパターンごとに見てみよう。
利益が出た時点で切る場合
212法検証 | 利益が出た時点で切る場合 | ||||
回数 | 1 | 2 | 3 | ||
パターン/ユニット | ¥200 | ¥100 | ¥200 | 収支 | |
1 | 勝ち | ¥200 | 勝ち | ||
2 | 勝ち | ¥200 | 勝ち | ||
3 | 勝ち | ¥200 | 勝ち | ||
4 | 負け | 勝ち | 勝ち | ¥100 | 勝ち |
5 | 勝ち | ¥200 | 勝ち | ||
6 | 負け | 負け | 負け | -¥500 | 負け |
7 | 負け | 負け | 勝ち | -¥100 | 負け |
8 | 負け | 勝ち | 負け | -¥300 | 負け |
¥0 |
利益が出た時点で切る場合でも期待値(?)は結局変わらないんだけど、8パターン中5パターンが勝ち、3パターンが負けってところに違いが出たね。
つまり8パターン中の勝ち負けだけで言えば勝つ確率が5/8(62.5%)というわけです。
負けた時点で切る場合
212法検証 | 負けたら切る場合 | ||||
回数 | 1 | 2 | 3 | ||
パターン/ユニット | ¥200 | ¥100 | ¥200 | 収支 | |
1 | 勝ち | 勝ち | 勝ち | ¥500 | 勝ち |
2 | 勝ち | 勝ち | 負け | ¥100 | 勝ち |
3 | 勝ち | 負け | ¥100 | 勝ち | |
4 | 負け | -¥200 | 負け | ||
5 | 勝ち | 負け | ¥100 | 勝ち | |
6 | 負け | -¥200 | 負け | ||
7 | 負け | -¥200 | 負け | ||
8 | 負け | -¥200 | 負け | ||
¥0 |
負けたら無条件で切る場合でも結局期待値(?)は変化なしで勝ち負けのパターンも同数となったよ。
ついでに言うと損失が出た時に切る場合でも似たような感じだったから根本的なところは変わらないってことだね。
2-1-2法のまとめと結論!あと応用(?)
ってな感じであんまり大負けすることはないけど、勝ちまくれる方法でもないから、ダラダラ長く遊びたい人向けのベッティングってところだね。
通常最大のドローダウン(最大負け額)が5単位だから仮に12連敗しちゃっても20単位の損失で済むんだよ。
良い所はそういったところじゃないかな。
なるほどですね。
熱くなって突っ込んでしまうような人にはある意味プラスになるベッティングかもしれませんね。
そうだね笑
あえて応用するとするなら、例えば通常の8パターンで言えば収支は1単位、3単位、5単位、マイナス1単位、マイナス3単位、マイナス5単位の6パターンになるよね。
1セット行って負けてしまって損失が出たらこれにラブシェール法を組み合わせるとかだったらどうかしら?
例)
・3連敗してマイナス5単位→ラブシェール法的な感じで数列を作る
・数列は損失に1単位を追加した(1、2,3)でベット額は4単位。この4単位で再度212法をスタートする。(収支パターンは以下の画像)
・ここでパターン1か3であればプラス収支になっているので終わり。
・パターン2か4であれば数列から2を引いて(1,4)となるので次は5単位で212法を開始する。(出た利益分を数列から引く)(1,2,2で3単位で212法をスタートしてもいいと思う)
・パターン5~8だった場合損失が増えているので数列に追加する。(パターン6だった場合は(1,2,3,10とか1,2,3,5,5)とかの数列になる。数列を追加する際はそのまま足してもいいし、2で割って追加してもいい。勝負を引き延ばすか否か。)
・注意点としては単位が奇数だとバカラなどでアレなので偶数単位であるのが望ましい。
・さらに3連敗(計9連敗)してしまったら数列が(1,2,3,10,27.5)とかになる。
・負けまくってしまうと結局追い上げなので一気に持ってかれるかも?
という具合に結局追い上げになってしまうからお勧めはしないけど、最初に出た5単位の損失をラブシェール法やモンテカルロ法の要領でベット額を上げていき損失を回収するという感じだね。
たぶん見てて意味わからないと思うんだけど、知らなくてもいい気がするわ笑
ダランベールとモンテカルロ法を足したような感じのベッティングになってるから大連敗してドローダウンに耐えられんくなったら死ぬけど、結果的に勝率を平均近くまで戻せるようであれば、勝率が低くてもプラス収支にできるよって感じだね。
こんな感じでベッティングを組み合わせたりする考えもあるよって感じで思ってもらえればいいよ。
これほど意味わからんベッティングは当サイトくらいだろうけど・・・笑
そんな感じで終わり!閉廷!
おわり!
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