タイトルの通り今回は両建てダランベールについて検証してみたんだよ。
何の検証かってそりゃプラスを維持できるか、維持できる可能性が高いか低いかなんだよ。
気になる人は続きを見てね。
一応言っておくけど、両建てってことは同じライブゲームで相反する結果(バカラのプレイヤーとバンカー、ルーレットの赤黒など)にベットするということなので、本来はオポジットベットになったり規約違反になったりするからあくまで知識として留めておいてね。(ライブバカラでは両方にそもそもベット出来ないことが多いが)何事も自己責任でお願いね。
両建てダランベールをシミュレート(?)してみた
とりあえず両建てが「できるとして(前提)」でのお話だよ。
ルーレットでは0があるからライブバカラでプレイヤーは2倍、バンカーは1.95倍の配当の状況下で行うと仮定するよ。
何かの記事でも書いたけど、ルーレットにしてもバカラにしてもフラットベットでの両建てはやるだけ損になることはわかるわよね。(下記画像参照)
フラットでダメならベット額を上下するベッティングならどうだろうか。
マーチンやモンテカルロはどうやってもマイナスになるしかないからダランベールならどうか?ということで検証です。
ケース① 初期ベット額=1ユニットの場合
100円ベットのスタートで勝つ負ける毎に100円ずつ増えたり減らしたりする場合の検証だよ。
※初期ユニット以下のベットにはならないように設定
※上がプレイヤーで下がバンカーです。
※結果が1で当たり、0で外れ
※一番下の累計損益がプラスかマイナスかだけ見てもらえればOKかと
・勝ち負け交互の場合
ダランベールでは最高のパターンだね。勝ち負け交互であれば絶対に負けないパターンだよ。
・勝ち負けが2連ずつの場合
勝ち負けが2連ずつの場合は殆ど差が開かないから結果的には増えていくからこれも勝てるパターンだね。
・当たりの偏りがある場合
当たりが4~5連のテレコの場合も最初はマイナスだけど続けていくとゆるゆるプラスになっていく結果になったから、この場合でも結果的にバランスよく(勝率が収束すれば)プラスを維持できるよ。
・不規則な場合
不規則な場合は最初に大連敗をしないで結果的に勝率が収束(50%に近づけば)すればプラスにはなるよ。
・最初に10連敗し、その後確率が収束した場合
最初に10連敗してそのあと10連勝した場合は上の画像のようにマイナス。
その後3連程度の波を打って再度勝率が収束した場合でもマイナスになったよ。
一瞬プラスになる瞬間はあったけど、最低ベットが続くような偏りが出てしまうと取り戻すのが困難になるから、最初に10連敗とかしてしまうとかなり厳しくなることがわかったよ。
わかったこと
結論から言うとこの場合は初期ベット額でのベットが数回以上出るような偏り(主に最初の大連敗など最初のツラの発生)が出てしまうと確率を収束しようがプラスになるまでの道のりが厳しく、そもそもバンカーでコミッション0.05倍抜かれるわけだから長期戦に向かないということ。
逆に言えば最初や途中に10回以上の偏り(初期ベット額でのあたり)さえしなければ殆どプラスになる感じだね。バンカーのコミッションも気にならないレベルでプラスは出せる感じだね。では次行ってみよう。
ケース② 初期ベット額≠1ユニットの場合
補足すると「初期ベット1000円スタートで勝ち負けの時の資金の上下の単位は100円」といった感じで最初から勝っても負けてもどっちも資金が上下する場合でスタートしたケースってことね。(わかりづらい?)
さっきと同じパターンで見てみよう。
・勝ち負け交互の場合
おや?なんとプラスではもちろんあるけど100円ベットスタートよりも利益が低くなってるね。この場合最初から差が生じているからバンカーのコミッション分が影響してプラスではあるけど微妙な感じになったね。
・勝ち負けが2連ずつの場合
この場合は100円スタートの時より最終的な利益は大きいことがわかったよ。
これは初期ベット額の大きさが比例している感じかな?
まぁプラスを維持できるパターンではあるね。
・当たりの偏りがある場合
この場合大した差は無いけどプラスに転じるタイミングが違うしそのあとの結果も多少違うね。
とはいえこれもプラスを維持でいきるパターンではあるね。
・不規則な場合
プラスであるタイミングはあるけどこの場合だと確率が収束してもプラスになりずらい感じになりそうなんだよ。
やっぱり最初から偏りがある時点で不利ってことかな?
・最初に10連敗し、その後確率が収束した場合
さてなんとこのケースでは10連敗後10連勝の時点でプラスであり結果的に確率が収束した段階でも余裕のプラス域という結果に。
最初からベット額増減の差がある場合は偏りが出て収束した場合はプラスになるってことがわかったよ。
なのでもし最初に大連敗をしても確率を戻せれば結果的にプラスにできるようだね。
わかったこと
100円ベットスタートに比べて軽いテレコや偏らない場合ではイマイチなプラスではあったけど、偏りが発生して確率を戻せた場合は初期ベット額≠1ユニットの方はプラスになるってことだね。
全部が全部悪いわけじゃなかったことがわかりました(こなみ)
両建てダランベールを検証結果まとめ!
今回は2つの初期ベットスタートのパターンで各出目パターンで検証してみたけど、初期ベット額=1ユニットの場合は初期ベットでの偏りが発生しなければ殆どがプラスになり、初期ベット額≠1ユニットの場合は偏りが発生して確率を戻せたときにプラスを出しやすいということが分かったよ。
つまりまとめるとこういうことだと思うんだ。
初期ベット額=1ユニットの場合
・負けパターン→初期ベットでの偏りが発生でプラ転が難しくなる
・勝ちパターン→初期ベットで偏らなければ負けない(負けパターン以外なら何やっても勝てる)
初期ベット額≠1ユニットの場合
・負けパターン→確率を収束できないと負けることが多くなりそう
・勝ちパターン→確率を収束できればどうなろうと勝てる(※ただし極端に偏り最低ベット額まで落ちた場合再起不可能。というのもドローダウンに耐えきれなくなる)
両建てダランベールの結論!
と、いうことで、そもそもダランベール法自体が確率を収束できれば勝てる割と優秀な方法だけど、本来利益が出ない両建てでも活用はできることがわかったね。
負けるパターンはもちろんあるけど、勝つパターンの方が多いわけだから、なんかの参考になればと思うわ。
本来勝ち目がないやり方を高確率で勝てるやり方にできたんだからね。もちろん絶対じゃないけどね。
ま、1つのアカウントじゃライブバカラの両建てはできないからアレだけど、もしできるのであれば、「リスクの少ないボーナスの出金条件のクリア」「コンプポイント(的なやつ)稼ぎ」「そもそも低リスクでそれだけでも増やせる」って感じになっちゃうね笑
わー残念だなー出来たら無敵なのになー(棒読み)
おわり!
追記 エクセルファイル置いときます
何かの参考になれば幸いなんだよ。
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